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新車転売屋とダイハツ問題

2023.12.22
業界のみならず販売店の雇用・経済への波及も必至なダイハツの不正問題。

エンドユーザーの不安や、販売店の対応の苦慮も直に耳にし、
膨大な数の既存の完成車の行く末、関連会社・消費者への補償問題等、
どれ程の影響がどの業種にまで及ぶのか僕なんぞの頭では到底見当もつきませんが、

個人的に思うのはマスコミの報道の在り方と
過度な被害者面を押し出す消費者の言動。

不正数値に騙されたとはいえ、
選択肢はいろいろあった中でそれを選んだ自身の判断はどうなの?



話しは変わって、昨今の人気車種・ランクル系・アルファード・ヴェルファイア・
ハイエース等のトヨタ車を中心に、オークションでも新車よりも高値で取引されている状態が続いています。
それによって複数の会社を所有する経営者や家族の名義人を片っ端から持ち出し、
抽選に当たれば誓約を反故にして購入後すぐに転売する輩が後を絶ちません。
販売店によってはセールスマンと結託して儲けを折半という輩までいます。

円相場が110円台だった頃より2割以上高く売れるわけだから
メーカーは海外の販売に注力する方が絶対いいわけで、
わざわざ日本ユーザー向けに作ってるにもかかわらず、
それ以上に利益を出す転売屋がいて、アホらしいったらありゃしねぇ。
ってな感じでしょう。
で、そういう奴らに限って自分の車はまだかまだかとゴネるという始末。

先のマスコミの糾弾と昨今の日本人の文句言いの気質と相まって、
ますます各メーカーの日本市場離れを心配せずにはいれません。


師走の極寒の中、ぬくぬくと暖房のきいた部屋でつらつら書き込んですみません。

良いお年を。